一昔前は、この法面を覆うように、大量の花たちが咲き誇っていたものです。衰退の原因は測りかねます。
<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています
丈夫で繁殖力が強いだけでなく、日本の土壌にも合っていたのでしょう。よく増えて、時に、このような一面に花が咲いている光景に出逢います。この花たちが、また次世代の種子を生産する訳ですよね。
では、ここに2年後に再来したら、更に株が溢れかえっているかというと、そんな単純に計算できる代物ではなさそうですね。
野生種は特に生育状況の変化が大きく、「あそこにミヤマスミレが…、あれっ、ない!」ということは多々あります。
<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています
<参考> 用途別に!
|
|
改めて調べると、15年程前に「天城スミレ」という札の付いたポット苗を購入していて、その末裔が命を繋いでいるのです。当時は、別の外来種か、交雑種起源の園芸種だと思ってしまったので、勝手なカタログネームを付けるのは「行儀が悪い」と憤慨したものでした。
昨年、HTML5が廃止となり、また、ジワジワとweb環境が変わるのかなぁと不安になっています。
<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています
<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
クワガタスミレやキクバスミレという和名のニックネームがありますが、キクバスミレは利用例が多くて、安易な印象ではないでしょうか。第一、そんなに菊の葉に似ていますかね。親父が菊花栽培のご執心でしたので、その目で見ると似ているようには思えません。
屋根と壁を補修するため、栽培棚を移動しました。直射日光が当たり過ぎで困っています。
<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています
<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
路地植えのニオイスミレが、思いのほか、長く花を咲かせています。先月末にやって来た際には、本当にチラホラ咲いているだけでしたが、ここまで花が増えました。顔を近づければ芳香が分かりますが、キンモクセイなどのように風に漂って来る程ではないですね。 |
花後に株元から伸びる匍匐茎が四方に拡がる性質です。株が土から宙に浮き上がって繋がっている個体がいっぱいありました。地下茎が長く露出して、かなり下の方にある根が支えている状態です。後で土が流れてしまったのかも知れません。 |
ニオイスミレは香水や精油を抽出できる農産物でもあります。甘い香りは花から抽出しますが、葉からも溶剤抽出によって香料を作ることができるそうです。まぁ、グリーンノート(緑の香り) と呼ばれる青臭い系の天然香料です。どんな用途なのでしょうか。 |
<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています
<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
今日から9月、なんだか秋っぽい風に変わりました。 |
さて、今日はシロコスミレがモチーフですが、ついつい、このコーナーに登場しないままになっていた一枚です。あ、補足ですが、もう一枚は昨年の撮影です。 |
* 対馬に自生する話はあるものの、「現存する可能性がある」という程度の絶滅危惧種だそうです。 |
<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています
<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
今回も、MiniDV 規格のビデオカメラで撮影した2003年の映像を再編集して、最近の動画形式で復活させた映像です。良いタイミングに恵まれて、ビロードツリアブが吸蜜にやってきた瞬間を撮ることができました。昔のことで、やはり、画質についてはご容赦ください。 |
図鑑で見ただけでは、なかなか見定めができない種の一つです。自生地できちんと確認して頭に入る前は、かなり、あやふやでした。事実、ネット上では外来種をイブキスミレとして紹介しているような例が、想定以上に多いことが、その実態を物語っているようです。 |
* 梅雨が開けようとしていますね。同時に、新型コロナウィルス用ワクチン接種の順番が回ってきました。 |
<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています
<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
外出制約で時間だけはあるという今日この頃、大昔、ミレニアム・イヤー前後のビデオを復活させています。当時主流だった MiniDV 規格の映像を取り込んで、なんとか、最近の動画形式に変換するという作業をこなしており、まぁ、この際、画質についてはご容赦ください。 |
蟻が種子の散布を手伝う「蟻散布」の様子で、運んでいる象牙色の種子にはエライオソームと呼ばれるゼリー状物質が付着しており、これが蟻の好物です。でも、蟻は鉢の内側を右往左往しているだけで、なかなか出て行きませんが、一生懸命!は伝わってきます。 |
* 四苦八苦してMiniDV 規格については対応できました。でも、まだ8mmビデオという規格が残っています。 |
<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています
<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
弥生三月、本格的なすみれシーズンが迫ってきましたね。ネット上では、気の早いすみれたちの開花情報が一気に増えています。 |
毎年、不思議に思ってしまうのですが、房総半島と高尾山なら、房総半島の方が早めに咲き出しそうなものですよね。高尾山の方が少しだけ北にあり、低山と言えども、標高だって少しだけ高いのに、実際には、高尾山ではアオイスミレやコスミレ、ノジスミレなどが既に咲き出しています。 |
<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています
<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
ヴィオラ・ソロリアの種小名 "sororia" は、ラテン語で「姉妹の」というような意味になるそうです * 。言葉の感覚がピンときませんが、「他種のすみれと密接に関連している」、つまり、交雑種起源であることを意味しているとか。 Viola pedatifida と Viola nephrophylla と具体的に書かれていましたね。この情報が、他の資料で見当たらないので、取り扱いには少し困っています。 |
<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています
<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック