趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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この公園には、もちろん、タチツボスミレも咲くのですが、複数の「変化」があるようです。これは全体に細めで、花茎や距が赤みを帯び、花付きの良い「お気に入り」です。このすぐ近くに、大柄で淡い色合いのタチツボスミレが咲きます。
今日、急遽、お休みになってしまいました。新型コロナウィルスには参りましたね。天候は不安定、「不要不急の外出はお控えください」、バイクは故障…。せっかく訪れた「すみれの季節」がだいなしです。今年こそ、あちこち、出掛けようと気合を入れていたのですが、現状ではプランの立てようもありません。各地のすみれ展にも影響が出ているようですね。
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ヒメスミレは植物体全体が小さい。それは基本ですが、存外、大きい姿を見ることがあります。さて、この個体群は!まぁ、玉砂利の隙間に生えることを好む小型版で、不思議なことに、この一画にだけ、ポツンポツンと少数の個体群が自生しているんですよね。
その「一画にだけ」、前回のアオイスミレも同様でした。これは、どういうことなのか?探し方に綿密さが足りないのかも知れない!怪訝な思いで、しっかり探したものですが…。蟻が種子を10年掛かって運べば、それだけでも、それなりに分布が拡がりそうなものです。
アオイスミレの場合、谷底のような閉鎖された環境が「その一画」でしたが、ヒメスミレの場合、「その一画」はほぼ平坦で広い開放された環境でした。あえて言えば、公園の中で玉砂利が敷き詰められている唯一の場所なのかも知れません。
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東京圏のあちこちでソメイヨシノが咲き出したので、今年も、独特な丸顔のアオイスミレに逢いに出かけてみました。丸顔で、距もぷっくりしていて、アオイスミレらしくない面があります。また、一般に「反りぎみ」と言われる花柱がまっすぐだったりするのです。
思えば、この自生地がある公園に、もう10年以上通っていることになります。不思議なことに、撮影地である谷間の周辺をいくら探しても、他の個体群を探し出すことができません。広い公園ですが、表も裏もしっかり歩き回りました。つまり、近縁ばかりのコロニーとなっていて、外部のDNAが入り込まないガラパゴス状態ということなのでしょうか。細々、個体群を維持しているのですから健気ですね。
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毎年、「そろそろ咲いているだろう!」と出かけてみる住宅地のタチツボスミレは、近隣の開花に関する指標のような存在です。この地域に住んで、もう25年程度になるのですが、バイクで軽く走り回る範囲で一番早く咲き出すタチツボスミレです。南向きの石垣は、太陽をいっぱい浴びることができるのでしょうね。まぁ、期待が裏切られることは滅多にありません。
この状況なら、隣町のアオイスミレも咲き出す頃だと読むことができる訳です。ただ、この時期は天候が不安定なので、出掛けるには天候に恵まれたいところですよね(笑)。やっと、すみれ好きの短い季節が始まりました。
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この冬は、結局、暖冬だったねぇ!という結末になりそうな雰囲気ですね。まだ、冬が終わった訳ではありませんが、春は遠くないと感じられます。こんな時期は、ついつい、ホームセンターで春一番のポット苗を探してみたり、街角で返り咲きを探してみたり。
あっ、スミレが咲いているじゃないですか。近隣道路のアスファルトの隙間から、たくさんの果実をつけた花茎が上がっていて、その一つに濃紫色の花が毅然と咲いていました。これは嬉しいですね。
ここのスミレたちは、初夏には刈り取られ、秋に復活してもツマグロヒョウモンの幼虫に丸かじりにされ、やっと解放される初冬にド根性で再復活を遂げます。そして、ここまで種子を実らせるのですから、もう健気(けなげ)としか言いようがありません。
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市販品の末裔で、濃い紫色のスミレです。種子がいろいろ飛散して、混じり合うように咲いているプラ鉢の一画を撮影しました。
ところで、種としてのスミレと科や属としてのスミレを区別するために、前者を学名であるマンジュリカ(ラテン語)と呼ぶことがありますが、同じ目的で「マスミレ(真菫)」と表現することがあるそうです。ご存知でしたか?私は全く知りませんでした。すみれ仲間で、そんな話が出たことはありませんでしたので、「え~、なにそれ!」と思いながらググッて見ますと、意外に多くヒットしたので本当に驚いてしまいました。タイ(鯛、広義)とマダイ(真鯛、狭義)のような位置づけなのでしょうね。ただ、聞き慣れないこともあり、個人的には余りシックリきません。^^
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へぇ、マルバスミレですね。ここには、もう10数回は訪れていますが、このすみれを観察した記憶がないような…。まぁ、マルバスミレは神出鬼没で突然現れる性質がありますので、こんなこともありそうな話です。
もう一つ、へぇ~!と思ったことがあったのです。マルバスミレは、3月末にアオイスミレと同時に観察していました。標高が違うといっても、5月になって出逢うとは思っていませんでした。一方のアオイスミレ(この付近ならエゾアオイスミレ)は、もう花を観察できる季節ではありません。
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なにしろ、日帰りなので、登山口までバスで行く予定でした。それが徒歩で移動して、垂直方向へも500m近く登ったと思うのですが、元々の目的地だった山頂付近までは、まだまだ半分というところ。乾いた尾根道では、すみれたちの姿が余り登場しません。今回はここで諦めました。
標高を下げても咲き残りが見られるかも知れません。嬉しいことに、柔らかめの土壌にアカネスミレが咲いていました。選んで撮影できる個体数ではなかったのですが、まだ咲き始めじゃないですか。これは『御の字』というものです。ただ、この花の色合いは、いつもデジカメ泣かせですね。
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都内の穴場狙いをあきらめて、久しぶりに都電荒川線に乗って移動してみました。桜の名所ですが、昔の記憶では、すみれも咲いていたはず・・・。人の数が尋常ではなくて、まるで、お祭りのよう。人ごみを避けてうろうろしてみたところ、大木の周辺にタチツボスミレが咲いていました。
残念ながら、マルバスミレの大きくなった葉とタチツボスミレを見ただけで、本日のすみれ散策は終わりです。その代わり、桜のお花見としてなら、もう十分楽しみことができました。まぁ、贅沢を言ってはいけませんね。
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ちょっと、お疲れ気味だった4月中旬、それでも出掛けたくて、都内の穴場的な場所へ出かけてみました。日向が好きなすみれたちがたくさん見られる・・・はずだったのですが、驚いたことに、すみれの姿がほとんど見られませんでした。いったい、どうしたことでしょうか。
散々歩き回って、見かけたのは外来種とタチツボスミレ、そしてスミレが数株ずつという状況だったのです。かなり前ですが、たくさん見掛けたヒメスミレもノジスミレも全く見当たりませんでした。ここは環境が大きく変わりようがない一種の公園です。変わるとすれば、人為的に除草が行われたことは想定できます。実は、ヘイリンジスミレが見られるのではないか!などと期待していたのでした。あー、残念。でも、楽しい一日でした。
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