アイヌタチツボスミレに出逢った山道を更に歩いて行くと、黄緑色の葉を持つタチツボスミレの仲間が花を付けていました。例によって覗き込むと、今度は花弁に毛がありません。アイヌタチツボスミレ同様に距は白いのですが、少し短いでしょうか。花の大きさは同程度、葉の数は少し多いようです。まだ草丈が低いけれども、どうやらオオタチツボスミレですね。 |
<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」、「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。
ついに(やっと)憧れていた道東の地に足を踏み入れました。今回は長距離をざっと走り回って、情報収集をするのが主な目的で、また例年より気温が低かったようですが、それなりにすみれたちを観察することができました。 |
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前夜から「霜」の写真を撮るのもおもしろいという話があったそうで、「朝夕の冷え込みもなんのその」とばかり、早朝5時辺りからゴソゴソと動きがありました。しばらく頑張ったのですが、どうやら寝ている方が少ない気配。ぼちぼちと起き出して外に出ると、皆さん、既に臨戦体制でした(笑)。 |
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群馬県の中之条町は長野県や新潟県と隣接する自然豊かなところです。すみれの濃い3県の接点に位置する町ということでしょうか。何度が足を運んだ野反湖がある六合(くに)村と合併したことで更に大きくなりました。 |
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雪国を代表するすみれの一つ、オオタチツボスミレが咲き出したばかりでしたが、それなりに数を観察できました。不思議なもので花の色が濃かったり薄かったり、動き回った範囲でも幅広く見ることができましたので、たまたま同じ方向を向いていた蕾の写真を一枚にまとめてみました。濃い紫と純白、それから淡い紫色が確認できると思います。やはり、最も多かった色は淡い紫で、更に絞れば、極めて淡いものが多いようでした。 |
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野山を歩いていますと、あれっ!と声が出そうになることがあります。「これって、ヒカゲスミレだよね・・・」、そんな感じでした。ソフトな乳白色の花をほんわかと咲かせています。確かにヒカゲスミレと分かるのですが、この時まで脳裏に蓄積された印象の塊と、少し違う存在でした。正確には、長野の疎らな林下で似たような個体を見たことがあるだけです。 |
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今年は「北へ」という計画を立てていました。開花の時期は前後しますので、1週間程度なら吸収できるようなスケジューリングを心がけるのですが、2週間の変化となると厳しいものがあります。直前の関東近隣でも開花が10日間は遅れているという情報がありましたが、この日、地元の天気解説では北海道全域で1か月前に戻ったような天候だと表現していました。でも、しばらく気温の高い時期もあったのです。 |
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良い芳香を放っていたシハイスミレが記憶に残っていたところに、芳香の有無が個体によって異なるスミレサイシンにも芳香があったことから、同様であるオオタチツボスミレの花にも顔を近づけてみたのですが、これは無香でした。しばらくの間、くんくんすることが癖になりそうです(笑)。 |
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少し懐かしい写真を持ってきました。ここは熊本県。たまたま通り掛かった山間の町で撮影したものです。濃い色できりっとしたスミレの後方で八重桜としだれ桜が咲いているという構図ですが、ご想像の通り、地べたに這いつくばってアングルファインダーを覗き込んでいます(笑)。この場所にはアリアケスミレも混生していて、フィールドでハリマスミレを観察できた場所でもあります。 |
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春と秋に観察に行く自然公園を歩いてみました。基本的には紅色系のスミレを観察に来たのですが、おとなしい花がほんの数個しか見られませんでした。ここは秋の返り咲きの方が数も多く、花も鮮やかという不思議な場所です。 |
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