今年も逢いに行ったという証拠写真(笑)のようになってしまいましたね。関東近隣のすみれ好きにはすっかり馴染みになった「石垣のヒメスミレ」です。とても日照の条件が良いので、いつも早い時期から咲き始めます。 |
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萼の赤味が一際濃いようですが、これはマルバスミレです。この撮影地である公園では、マルバスミレが移動することを知りました。もう昔のことになりますが、池に近い斜面などでたくさんのマルバスミレを見ていましたが、2年もすると、全く姿を消してしまうのです。それからは、時々、思い出したように別の場所でポツンポツンと見かけるのですが、決して群落と呼べる数ではありませんでした。 |
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おなじみの自生地では「ここに白いエイザンスミレが咲くはず・・・」というパターンがあったりしますね。ところが、同じ場所で同じ種に出逢っても、何か雰囲気が違うと感じることがあります。撮影地は、その白いエイザンスミレが毎年見られる場所なのですが、今年は少し紅色が強いようでした。 |
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さて、随分と色の淡い花を咲かせています。側弁の基部に頬紅をさしたような紅紫色の筋が入って、なかなか綺麗かも知れない1枚目です。一方、2枚目は、少し渋みのある青紫色の花を咲かせるタチツボスミレです。距が全体に淡くて、先端だけが赤みを帯びていますね。 |
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駆け足で通り過ぎた春・・・、などと申しましても、まだまだすみれを追いかけるつもりです(笑)。それでも、ここまでの追っかけで取り上げ漏らしたすみれたちがあり、まとめて紹介したいと思います。しばらく、タチツボスミレのお話が続きます。 |
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赤紫色の花はよく目立ちますので、ヨモギなどに埋もれていてもアカネスミレはしっかり目につきました。それにしても、満開状態の時に周囲の草たちがここまで丈を伸ばしているのは困りものです。おそらく、この春の気温変化はかなり異常だったので、すみれたちの生育が遅れているところに、急に初夏の陽気になってバランスが崩れたのだろうと思います。それでも北東北での開花時期は帳尻があっていました(笑)。 |
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広範な環境で見られる印象がありますが、少なくても、今回の旅ではこの地だけで出逢ったスミレです。花弁の色合いが全体に薄くて、中央部になると濃くなるグラデーション咲きですね。それから、もう少し濃い色合いの花を咲かせる群落に続きます。 |
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東北地方を歩いていますと、標高や土壌環境などに余り左右されず、どこへ行ってもオオタチツボスミレに出逢います。花期も長いようで、春の旅で「オオタチツボスミレもそろそろ終わりだねぇ!」などと会話した記憶がありません。 |
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少し春の訪れが遅れたとは言え、4月後半に西日本に出掛けましたので、すみれの季節が終わっていないかと気をもんだものでした。なんとか、花の残りを追いかける感じではなくて済みましたが、ニョイスミレのような遅咲きのすみれたちも満開を迎えていたのです。 |
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GPSで標高を確認して驚いたのですが、愛知県東部では標高が低いのに渓流があちこちで見られます(笑)。雰囲気も深い森林風ですが、当然ながら気温が
沿岸部と大きく変わらないので、多くのすみれたちは花を終えようとしていました。それでも渓流沿いで杉木立の山道では少し涼しい風が通り抜けます。おかげで、まだフ
モトスミレなどが咲いていました。 |
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