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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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ニョイスミレ
 オオバタチツボスミレとの出逢いについて、もう少し補足したいところなのですが、ここでニョイスミレの話題です。オオタチツボスミレやマイヅルソウに混じって、小さな白い花を咲かせており、稀に、微かに紅色が滲む花もありました。
ニョイスミレ
 この一帯は湿地や湖沼がとても多いエリアなので、土壌水分が多い場所を好むニョイスミレが多く見られます。ただ、一面に敷き詰められたように生えている姿は見かけませんでした。このような環境なら、もっともっと個体数が多くても良さそうなものなのになぁ、という目で見るものですから、つい、それにしては少なめだと感じてしまったのでしょうね。新潟の印象を引きずっているのかも知れません。
ニョイスミレ

オオバタチツボスミレについて、もう少し触れたいのですが、撮影から10日程度経過してしまいました。

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

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ニョイスミレ
 草丈が低いままで咲いていたニョイスミレを観察してから、10日後、峠を越えて新潟に入った時に見かけたニョイスミレたちです。植物を構成する要素で見れば、個々には同じですが、全体として受ける印象は違いますね。
ニョイスミレ
 花や葉の柄がシュッと長く、小さい花が高い位置で咲いていて、開花初期と後期で印象が違うということでしょう。エゾノタチツボスミレやイブキスミレに似た変貌ぐあいです。また、初期から開花を継続したまま、後期になっても勢いは衰えず、結果的に、一株当たり、どれだけの花を咲かせるのだろうかと訝ってしまいます。小さな黒い種子を大量にばら撒く性質です。繁殖力は底知れませんね。
ニョイスミレ
ニョイスミレ

出掛けてから、それなりに時間が経過しつつありますが、もう少し、取りこぼしを拾っておきます。

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ニョイスミレ
 ふんわりとした苔の上に、草丈が低いままでニョイスミレが咲いていました。このような咲き方もするのですね。元来、もっと茎を伸ばしてから咲き出すところでしょうが、早めに花を咲かせておいた方が良さそうだなぁと判断したようです。
ニョイスミレ
 一般に、ニョイスミレは花期が遅めだとされています。ただ、標高が高いなど、すみれ全般に咲き出しが遅い地域では、他のすみれたちと、ほぼ変わりない時期に咲き出すことが少なくありませんね。結果として、かなり長い間、花を咲かせ続けてくれますが、ついつい、目が慣れてしまって、しっかり観察しないままで通り過ぎてしまうこともあります。
ニョイスミレ

見かける回数は多いのですが、時折、思い出したように取り上げる感じです。ちょっと反省!

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フモトスミレ
 不思議なもので、18年ぶりにやって来たというのに、ナエバキスミレとは全く別の場所に、フモトスミレが生育していたことを覚えていました。せっかく登ったのですが、今度は下りることになります。ただ、一帯の様子は、存外、変化していました。
フモトスミレ
 記憶を頼りに、かなり歩いてみましたが、環境のイメージが違うのです。まぁ、時間はある!と腹を決めて探索してみました。一休みして、再び歩き出したところで、やっと真打ち登場です。これは目立たない。周辺をジッと見渡してみると、ところどころ、疎らに生えていることが分かりました。なかなか可愛らしい姿ですね。ただ、この様子では、6月に来ていたとしたら、咲いていたでしょうか。
フモトスミレ

バタバタと花を追いかけた旅の話を続けてきました。今後は、取りこぼした分をゆっくりフォローします。

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ヒメスミレ
 遠目にも目立つ白いアリアケスミレの近くには、濃紫色のスミレと、比較すれば地味な方のヒメスミレも同居していました。陽光を遮る樹木などはなくて、そんな環境を好むすみれたちが集まっているという印象です。
ヒメスミレ
 上方向から撮影すると、元々地味なのに、周辺の葉っぱや苔がゴチャゴチャしていて、更に目立たなくなってしまいます。這いつくばって、横位置から狙うのですが、想定外に土壌水分が多くて寝転がる訳にはいきませんでした。まぁ、時間だけは、ほぼ使い放題という旅にしましたので、この近辺だけで、どれだけの間、キョロキョロとしていたのでしょう。完全に時間を忘れていました。
ヒメスミレ

今春までのように、小刻みに行事が入るということもなく、日曜日に帰れば良いという旅でした。

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スミレ
 標高も意識しながら移動しますが、800mに満たないエリアで、多くのすみれたちが花期を終えようとしている様子から、山を越え、緯度も上げることにしました。すると、山を越えた辺りから、オオタチツボスミレに混じって、スミレが現れ始めたのです。
スミレ
 下界では、とっくに花が終わっている訳ですから、知り合いに再会できたような印象で見ていました。そして、ついにアリアケスミレが咲く野原に辿り着き、草丈が高くて元気なスミレをいっぱい目にすることができました。やはり、太陽の下が似合いますね。オオタチツボスミレに混じって、少し暗い路傍に咲いていたグループとは、草丈だけではなくて、葉を含む全体の雰囲気も違って見えます。
スミレ

借りている軽自動車で動いていました。近年、車両の大型化が著しく、国内市場は視野にありませんね。

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オオタチツボスミレ
 故郷の山も同様ですが、タチツボスミレよりもオオタチツボスミレの方が、圧倒的に個体数が多いようだと痛感します。花期も長い様子で、ニョイスミレと地味に花の競演を見せていました。
オオタチツボスミレ
 茨城から北上してくる過程で、栃木では既に普通に見られ始め、福島に入ると完全に立場が逆転してしまいます。移動する際、できるだけ、高速を使わず、下道で路傍の様子を見ながら移動することが多いですね。植物体が全般に大きいすみれでありながら、地味な風貌をしており、意識して撮影しておかないと、地域特性などの記録を全て記憶に頼ることになってしまいます。
オオタチツボスミレ

総じて、天候には恵まれました。ただ、山登りの際には25℃を越え、とんでもなく体力を奪われたものです。

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 いっぱい歩いた散策の日の話題は、今回で終わりになります。そして、また、白い花の話題ですね。歩いた範囲の標高差は約300mですが、そのスタートポイントである低い位置の明るい林にも、高い位置の暗い林道横にも、既にニョイスミレは咲いていました。
ニョイスミレ
 ニョイスミレは、どちらかというと、花期が遅いグループに属しています。コミヤマスミレのような特に遅い種は別として、ニョイスミレが咲き始めると「そろそろ、この山のすみれたちも終盤だなぁ」と感じるものです。歩き出した明るい林で撮影していると、ビロードツリアブがやって来ました。友人が囃し立てるなか、何枚も撮影してしまいましたが、咄嗟に動画に切り替える余裕はなかったのです。
ニョイスミレ

高層湿原だったとの古い記憶ですが、見渡す限り一面に拡がるニョイスミレの白い花が印象に残っています。

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 花弁が白飛び状態ですね。ここは樹高がある樹木が多い開けた林です。太陽の位置と樹木の配置によって、暗くなってしまう時間帯があるのですが、風で枝が揺れると、ワンポイントで日脚(ひあし)が差し込んで、こんな状況になるのです。露出を補正すると、おそらく、葉などは真っ暗にしないといけませんので、それはそれでおもしろくありません。写真は、ちょっと遊んでしまいました。
マルバスミレ
 今年、マルバスミレとの遭遇は、現状、たった二回だけです。地域による偏りがあるそうですが、関東圏では珍しいという類いの種ではないと思います。ただ、近隣では数が減っている印象ですね。昔は、時々、移動したりしつつ、あちこちで群落を形成していました。

何年か継続観察していると、突如、消えてしまうことがあり、探すと、かなりに離れた場所で再会したりします。

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ナガバノスミレサイシン
 今年、高尾山(東京都)に出向いた際、結果的に少し早めだったのか、ナガバノスミレサイシンが少なくて、逆に驚かされてしまいました。それから、約半月間が経過して、別の山の話になりますが、しっかり再会できて良かったなぁと思います。
ナガバノスミレサイシン
 近年、出掛ける自生地での話ながら、こうした、ごく白っぽい花を咲かせるタイプばかりに遭遇するようになりました。以前なら、もう少し赤紫系だと感じられる個体も見ていたのですが、最近は、これぐらい白っぽくて、極めて淡い青紫系ばかりです。元々、このイメージが典型品なのかも知れません。このイメージを描こうとするなら、水彩でないと、なかなか難しい色合いだろうなどと感じます。
フイリナガバノスミレサイシン

四国で、白斑が入るフイリナガバノスミレサイシンを見かけ、綺麗でいいなぁと記憶しました(名前が長過ぎ)。

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