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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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 ちょっと強面(こわもて)のタチツボスミレという風貌ですね。ヴィオラ・ワルテリという米国東部域、南はフロリダ州、西はオハイオ州、ケンタッキー州辺りの普遍種だそうです。シカゴ郊外の現地法人に、春夏秋冬、顔を出したのですが、残念ながら、見かけませんでした。
 タチツボスミレ類に分類される有茎種ですが、余り茎が伸び上がらないようで、自生環境でも、遠目には無茎種のような生え方をします。
ヴィオラ・ワルテリ
 この鉢は知り合いが育てたもので、葉に白っぽい部分がありますね。葉全体が柔らかい銀色の選別種が「Silver Gem(白銀の宝飾品)」と呼ばれて流通しています。常緑の葉が愛される観葉植物、グランドカバーとして珍重されているのだそうです。

太陽を背にする位置だった栽培棚を、東側に移動せざるを得ませんでした。真夏は直射日光が半日当たり、栽培が厳しいですね。

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に!


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 春一番で芽を出していたヴィオラ・アルベンシスの株から、庭で一番花が咲き出しました。ここからは、今年のお話を中心にしていきたいと思います。このすみれは茎が細いので、ひょろひょろ感を出しながらも、初夏までには意外な程に草丈が高くなるのです。
ヴィオラ・アルベンシス
 現在は株元から花茎が立ち上がっていますので、まるで無茎種のような姿ですが、それは、ほんの一時のことであり、すぐに縦方向に伸びていくのでしょう。花期は極めて長く、連鎖的に蕾を膨らませながら、初夏まで咲き続ける株がほとんどです。日本では夏にカラカラ状態で枯死してしまいますので、すみれとしては珍しく、一年草的な生活型を示します。まぁまぁ、変わり者かも知れませんね。

 我慢の3年を経て、さぁ、出掛けるぞぉ!と思った途端、町内会の役員に任命されてしまいました。なんてこった!

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<参考> 用途別に!


 まだ、昨年のお話を続けています。こぼれた種子から発芽する性質が強いヴィオラ・アルベンシスは、どのすみれよりも早く、春一番で芽を出します。今年もかなり早い時期に発芽を確認していました。あと半月程の時間で、写真のような姿を見ることができそうです。
ヴィオラ・アルベンシス
 右側は、身元園芸さんのラビット型ビオラ(タフテット・パンジー)風ですね。これは越冬株ではなく、実生株だと確認しています。複雑な交配を経て現在に至るパンジーは、実生株が親と同じ姿になる保証はないのですが、親に近い姿が発現したものでしょうか。
 ラビット型ビオラの場合、交配親としてヴィオラ・アルベンシスが導入されたと説明されています。親子関係に当たる訳ですね。

 ANAの平日全国どこでも7,000円セールを目にして、無鉄砲にも、詳細を決めずに往復便を予約しました(爆笑)。

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<参考> 用途別に!

ヴィオラ・アルベンシス

 日当たりが良いとは言えない住宅地の栽培棚でも、開花のピークは過ぎようとしています。しばらく、栽培鉢数を減らしていたもので、生命力が強い種と、ここ2~3何年間に購入した種だけになってしまいました。
 その前者に当たるヴィオラ・アルベンシスが、あちこちで開花しています。早くから咲き出して、遅くまで咲いている花期の長い種です。その間に大量の種子を放出して、力尽きたかのように一気に消えてしまう傾向があります。

ヴィオラ・アルベンシス

 スミレ属の草本は、一般に多年草ですが、この種を見ていると、冬には地上部のみならず、地下部分も消えて、越冬はしていない様子ですね。事実上の一年草とみなしています。
 さて、このヴィオラ・アルベンシスをよく見てもらえば、小さいパンジーの仲間(メラニウム属)ですね。実は、極く小輪タイプや、ラビットなどと呼ばれる細弁タイプの園芸種ビオラにとって交配親に当たります。

ヴィオラ・アルベンシス

 東京都も「まん延防止等重点措置」適用とのこと。また、動きづらくなりますが仕方ありません。


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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
ヴィオラ・アルベンシス

 今年も、ヴィオラ・アルベンシスは早春から動き出していました。ところが、例年の同時期に比べて余り大きくなっていません。あちこちで芽を出していますが、総じて小さいままで花を咲かているのです。勿論、この種は秋口まで長く咲き続けますので、これから草丈は伸び続けるのでしょうが、この時期にも、それなりの大きさになっているはずなのです。
 当家のヴィオラ・アルベンシスは、同じ時期に発芽した2株程度から代を重ねています。元々、自家受粉する傾向が強い種なので、遺伝子の多様性は期待できません。もしかすると、弱り始めているのではないかと心配になってしまいます。広域自生する強靭な種なので変異は少なくないので、別系統の種子を入手したら良いのでしょうか。ただ、「侵入危惧雑草種」という有り難くない指定を受けている種ですからねぇ!


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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
フイリゲンジスミレ

 細い樹木の株元から、どこかで見たような丸い葉っぱが出てきました。これはフイリゲンジスミレですよね。どうして、こんな場所から生え出てきたのかと訝っていたのですが、この位置は二階の出窓から見て真下に当たるので、出窓からフイリゲンジスミレの種子が落下したのだろうと思われます。あー、つまり、早春の出窓はサンルームのようなもので、確かに、昨年、苗を購入して出窓で育てていた記録がありました。
 愚かなことに、昨年、採取した種子は保管したままで播種していませんでした。一方、花後に出窓を掃除した際、ミニ箒で外に掃き出してしまったと思われる種子が、運良く鉢に落下して芽吹いてくれた…、そんなストーリーしか考えられません。なんとも健気なものですね。


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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
ヴィオラ・パルマータ(白花変種)

 ヴィオラ・パルマータ(白花変種)の話に続きます。前回の写真にも映り込んでいましたが、紫色の花を咲かせている個体と花の雰囲気が少し異なるようですね。一方、葉の方は同じ形をしていて、色の濃淡にだけ少し違いがあるようです。
 この種は北米のかなり広いエリアに自生しており、個体数は膨大なのでしょう。それから、近隣エリアに近縁種が自生していて、交雑種群を形成している様子。結果、世界にヴィオラ・パルマータとして紹介される個体群には、大きな変異幅があるようなのです。


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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
ヴィオラ・アルベンシス

 やっと動き出したばかりの棚に、あちらこちらと顔を出している緑色の芽がありました。そして、あっという間に草丈がここまで高くなったのはヴィオラ・アルベンシスです。もう花芽が見えていました。雑草のたくましさを持つパンジーの仲間ですね。
 草丈はまだまだ高くなりますが、既に、他の植物よりも優位に太陽の光を受けることができる草丈を確保しているという訳です。早春から花を咲かせるというのに、初夏まで大量の花を咲かせ続けるという「したたかさ」には素晴らしいものがあります。


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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
ヴィオラ・ペダータ

 郷里の姉から「4月中旬に咲いたヴィオラ・ペダータの株」と「芽が出ず、しばらく放置していた古株」から、また芽が出たと連絡が入っていました。そして「ついに咲いた」と写メを送ってきました。高解像度で撮影していないそうですが、様子はわかりますね。
 それで「こんなことがあるの?!」と質問を受けましたが、なにしろ、姉の方が栽培上手なので回答する術がありません(笑)。今年の気候の問題なのでしょうか。確かに春先に気温が高く、時々、寒くなったとか、ちょっと不思議な春でした。まぁ、古株の復活は運みたいなものという可能性があるのでしょうが、株元から花芽が2回立ち上がるというパターンは只事ではありませんね。


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ヴィオラ・ダビアナ

 ヴィオラ・ダビアナ(もしくはドゥビアナ)と呼ばれるメラニウム節に属する大型種です。要するに、パンジーの仲間もしくは原種と表現した方が分かり易いかも知れませんね。アルプス(イタリア・アルプス)を故郷とするすみれたちで、日本人がイメージする一般的なすみれたちと花や葉の様子が異なるだけでなく、閉鎖花を作らない等、性質面でも異なっています。それでも、アンデスの異形のすみれ、ロゼット・ヴィオラたちに比べれば、ずっと大人しい姿だと言えそうですね。


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